強い起業精神を
高度成長期の私たちは「経営者感覚を持て」と教えれれていましたが、その「高度成長期」も終わり、「成熟期(バブル)」を経て私たちは「調整期」を迎えました。
そして「安定成長期」に入る予定でしたが、どこでどう間違ったのか、現在の社会状況は「衰退期」の方向に向かう恐れもあるようです。
そうしたことで人々の生活は自己防衛(本能)の方向へ、社会も景気も需要の減速感で安定しません。
ですが、家庭も地域も企業も、ここでのひと踏ん張りが必要です。
それには個々(人々)の「起業感覚」がとても大切なものとなります。地域は地域で、企業は企業で、家庭は家庭で何かできることはないか、新しい仕組みはないかを考えてください。
簡単な例ですが、
月150,000円の年金生活の家庭で、月60,000円の安定収入があれば暮らしも楽になり、支出が増えるだけ需要も拡大します。
お店は新しい集客の道(方法)はないのか、企業は新しい販売商品、生産商品はないだろうか、地域は地域で過疎化への取り組みや新しい雇用の場の確保が必要です。
減速傾向にある現在では待ちの姿勢では何も解決しません。
いまこそ私たちに強い起業精神(アイデア・行動)が求められる時代となっているのです。