Witz presentation

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Column

2022年10月22日

広兼

販売促進・活性化

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天の時 地の利

これは中国の孟子の言葉のようですが、ことを始めるにあたっては非常に大切な部分です。

天の時、

つまり天候や季節、温度などの自然現象によるものです。そうした自然の力を知ることが、自分にとって有利な条件を生みだす条件であると言うもです。

地の利

地形や地質、道路状況など、詳しく分析よく把握すればそこから自分の方向を定めることができます。

これは現在の戦い、商戦や活性化に活用できるもので、地域商品の開発においてもただ思い付きではなく、気候による利点、地質による利点などを生かすことで、より完成度の高い商品開発が可能となること、あるいはアクセス状況などを分析しそれを整えることで、より強い集客力のある施設やエリア開発ができるとお考えください。

そうした意味において、活性化では最重要と思えるテーマとなります。

ここまで書くと、「それは古い、過去の話、現在の社会は違う」と思われる方も多いと思いますが、人間や動物の営みは過去もこれからも変わるものではありません。

変わらない営み

人間の営みは、喜び、笑い、悲しみ 泣く、そして食べて寝て明日を迎えると言う繰り返しです。その中での社会の進化とは求めるもの、ことが変化する事です。

しかし、漫画やゲームの世界ではありませんので、人間そのものの思い、醜い部分、良い部分、好きな部分など細かく知り分析し対応することが喜びを与えることになります。

その喜びの対価が報酬、糧となり大きくなって経営、経済へと膨らむのです。

したがって、その分析が下手であれば、活性化も販売も期待に反するものとなります。


2022年10月08日

広兼

販売促進・活性化

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購買行動心理の分析

日本社会とアメリカ社会を比較した場合、心理分析面では大きな遅れが目立ちます。それは社会経済にとっても外国発祥のカフェやショップなどを見れば一目瞭然です。ですから、私たちは販売促進事業において、その組み立てを心理分析できることが必要と思われます。

その一つはボディーランゲージ、簡単に言えばジェスチャーですがその人の行動や表情で、その思いを読み取るというものです。その読み取った情報の中かから相手(お客様)対して、思いに沿ったものを提供する、それが出来れば販売に大きな効果があると考えます。

さらに、その人を良く観察し、その人の希望する事項(欲望)の先回りができること、あるいは社会として分析をし、社会の先回りをすることなど、心理分析からの販売計画はとても重要なものとなります。ただ揃える、ただ作る、目立つもの、珍しいもの、そうした思いつきではなく、将来においてリピターとなっていただくための開発、そうした結果を導き出せるのも人間の行動心理を読み解くことが必要です。

ただし、それなりに難しい領域ですから、一気に突入ではなく、慎重に少し前を見極めながら進むことが良いと思います。


2022年07月09日

広兼

販売促進・活性化

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危機管理(コロナ問題)

最近のニュースはコロナ関係ばかりですが、それだけ深刻になっているようです。
その中で、
外出規制や人との接近接触が控えられる中では、商業環境は非常に厳しい環境となっています。ですが、人生の中では充電期間、放電期間がありますので、この期間を充電期間と考え方向や新規事業などいろいろ模索することも必用です。
ただ「悪い、悪い」と何もしないでいるよりは何かできることを見つけましょう。
出来れば、一日も早く収束できるように、自分の出来る範囲の活動もしていきたいものですが、それには私たち一人一人の行動が重要なカギとなります。

コロナを無視して経済をつらぬくか、コロナを注意しながら多少の不便を我慢するかについては、それぞれの考えがあると思いますが、一時的な判断、将来を考えた判断と、よく考えて方向を定めてください。

それは、結果として将来の経営に大切なことです。


2021年05月07日

広兼

販売促進・活性化

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人間社会の欲望と経済

私たち人間社会の経済は弱みを補うことでなりたちます。

自分の弱みをサポートしていただき、お礼として賃金を支払い、足りないものの買いものをします。それが売り上げとなり経済として社会を支え、その支え合い助け合いで社会全体が形成されるのです。

その中の基本となるものは、私たちの欲望ですが、中でも四つの欲求(性欲、食欲、安全欲、睡眠欲)は最も重要で大切なものであり多くの消費経済に関係しますので少し詳しく書いてみます。

1 性欲

性的な欲求から発生する消費であり、男と女の絡む問題ですから多くの消費に複雑に関係してきます。

ホテル、化粧品、ファッション、理美容、装飾品、美容、医療など

2 食欲

食欲から発生する消費は、欲望の中では一番強い欲望と言われていますが、成熟した社会状況のなかでは好みや健康など多くの思惑が絡みます。

飲食店、農畜産漁業、穀物、運輸、加工、製造 販売など

3 安全

安全からの消費は、守ることや逃げること、自分の安全を考える社会時として自己中心的になる場合もあるようです。

防災、セキュリティー、軍備、建築、ワークファッション、医療、福祉施設、ライフラインなど

4 睡眠

睡眠欲からの消費は、健康と大きく絡み日本人の寿命からすれば大きな消費需要のある部分です。

建築、寝具、医療、インナーファッションなど

私たちはそうした欲望の中で、自分の必要とするものに対価を支払い購入しますが、それが全ての経済の基本となります。

とくに一般社会での消費は、性欲や食欲の関係するものが多いように思えます。販売促進はこの欲望を細かく分析し、相手の欲するものとして提供することが大切です。


2020年08月17日

広兼

販売促進・活性化

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時代に挑む感覚

活性化には並行して数字がくっつきます。それは、利益の出せない事業は活性化とは言えないからです。
しかし、
昨今のコンサル事業、その多くは情報のみで数字の裏打ちがありません。
エコノミストと言われる方々にも、情報やさん的な方が多く見受けられます。

コロコロと変わる社会ですから、

長期的な事業を数字で引っ張るとなれば難しいのでしょう。
そう言う私も、
過去には高度化事業など数字に埋もれていましたが、数字を扱うことには体力的に難しい年齢ともなり、現在ではウェブサイト利用の活性化方向にシフトしています。

その数字について少し書いてみます。
事業プランの基本は試算、簡単に言えば決算書のシュミレーションです。

その数字の中で、最も難しいのが数字の根拠、

例えば、
売り上げ目標を1,000万円に見込むと、
どうして1,000万?
何を売るの?
誰に売るの?
その人はどこから来るの?
どうして認知していただくの?
確実にファンとなって頂けるの?
継続して買っていただけるの?
投資の回収は?

そんな問題ですから、
刑事さんなみの気配り、調査、他人の心を読む力が必要です。
高度成長期においては計算式も利用できましたが、情報社会となった現在ではそれも難しいと思います。
ですから、これからの活性化は更にしたたかな計算が必要となるのでしょう。
例えば、
10事案の中で2案成功すれば、などとする投資的な感覚、
矢継ぎ早に新しい物を送り出せるスピード感、その環境づくりなどです。


2018年07月24日

広兼

販売促進・活性化

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過去から抜け出せ

私たち人間も、なかなか習慣や習性から抜け出せないものです。
社会としてみれば、
高度成長期が終わり20年を経過しようとしていますが、まだ高度成長期の経済や夢から覚めていない方は大勢いらっしゃいます。

例えば、
社会景気を、政治や政治家のせいにしてみたり、「どうにかなるのでは」と、妄想の中で好景気を待ち望んだり、自分を見失っている人は意外と多いのです。

しかし、現在社会では、

社会環境に並行して利用目的も大きく変化しています。

極端な例ですが、
レストランを利用する若者は、
お腹を満たすためより、「良い料理写真を撮りたい」に目的が変わっています。
旅行地も、
ゆっくり癒されるではなく、「インスタ映えする風景があること」に目的が変化、つまり、自分らしくから行動に他人を巻き込みたいと言う思いに変化しているようです。
そうした社会現象からすれば、
その「流れに乗ることが活性化の条件」となり、過去の栄光のみでは衰退を待つこと以外なにもありません。
その行動はいつまでも続かないだろう、
でもありません。
それは、多くの若者たちは、その行動の中で自分たちの経済や生活を組み立てようとしているからです。


2018年06月23日

広兼

販売促進・活性化

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ゆとり・から

一時期「ゆとり教育」などと言われたゆとりですが、その後すぐに失敗と言われ影をひそめました。
しかし、
これからのIA(人工知能)の時代、
急速に進化する人工知能、
人間の教育という名の知識の詰込みが、どこまで通用するかと言う問題が浮上しています。たぶんそう遠くない時代に、知識量において、人間は人工知能に勝てなくなると思います。
今でも、
ネット情報だけでも人間の記憶力は負けています。
そうした時代において、これからの時代は「ゆとり感性の時代」となるように思えます。

簡単な実例ですが、

パーソナリティーの語源はペルソナ、ギリシアの仮面の神話です。
これをサービス業にあてはめると、毎日毎日、来る日も来る日もお客様に一番安心していただける表情を心掛けます。
やがて、
いつの間にか貴方の顔は、誰もが安心する表情となります。
そうした心底からの表情は、誰からも支持されることとなるでしょう。
「口角を上げる」
など言うテクニック(知識)の時代はそろそろ終わります。


2018年03月16日

広兼

販売促進・活性化

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流行らないのには理由がある

売れないお店、流行らない旅館、活性化しない地域、
それには共通の理由があります。もちろん一つではありませんが、ほぼ共通する理由、それは自分が一番、自分が大将という考えです。
そうしたお店は、一時は流行っても多くはやがて衰退する運命と思いましょう。
カリスマ、などともてはやされるのも同じです。

一つの実例をご紹介しますと、

美味しいレストランがありますが、もう一つというところで伸びません。それはお店しか頭に無い営業方法、「自分の店の周囲も自分の店である」という考えが無いのです。
流行らない温泉地も同じです。

お客様は料理やお湯だけで旅行に行くのではありません。

風景も環境も楽しみの一つ、写真に撮ったり、山の緑やせせらぎの音にさえ楽しみを感じるのです。
流行らない理由はアクセスの問題だけではありません


2018年01月27日

広兼

販売促進・活性化

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普通を大切に

活性化や販売促進を行う中で、集客を求めすぎるあまり、珍しいものや変わった商品を開発されることも多いと思います。
しかし、
変わったものや珍しいものは、誰にも当てはまるものではありません。
例えば、
「イノシシ肉のラーメン」
イノシシが好きな人には良いと思いますが、そう沢山いらっしゃるとも思えません。
もちろん最近のジビエブームに乗ることは必用でしょう。
しかし、
訪れる目的がイノシシでは集客が偏ります。
大切なことは日常、その日常の魅力にプラスして珍しい商品が必要なのです。日常を強化することなく、珍しいもの変わったものでは安定して集客することはできません。


2017年11月04日

広兼

販売促進・活性化

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数字より感性を

これからの社会、数字より感性が求められます。数字は感性や感覚の後押し、数字が前に出た場合、失敗する可能性が大きくなります。
高度成長期、物不足の時代には数字で不足分を計算することも可能でした。
が、
物余り、価格競争の時代となったいま、数字ではじき出す数量より「どうしてお客様に納得していただくか、自分たちの商品を利用していただくか」がことの主軸となります。
ですから、
人間を観察する目、人間の心を読み取る目、人間の欲求を読み取る目、さらに色彩や大きさ、ボリュームなど全てにおいて、ことの始まりが感性となるのです。
そんな社会では、
予算が無い、減価が合わない、人材が不足、費用対効果が、などと数字で判断する行為は、全てに後れを意味することとなります。
このあたりが、現在の日本の産業衰退要因であるようにも感じています。
もちろん数字は大切ですが・・・。