Witz presentation

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Column

2012年12月21日

広兼

販売促進・活性化

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安定した集客、経営を目指して

私たちの国は高度成長期が終わり多くの業界が成熟し、地域では人口も減少、とくに子供たちの数が少なくなっています。さらに地域は高齢化、少子化社会となり、世帯人口も少なく購買状況には変化が見られます。
そうした傾向は、小売業はもとより建設業、製造業などの販売、受注にも影響が表れています。
しかし、まだ多くの事業者には景気回復の希望もあるようですが、誰も大きな流れ(社会)に逆いながら泳ぎ続けることは不可能ですので、将来どこかで息切れすることが予測(高確率)されます。
今後自己の安定を目指される場合、流れに逆らうより、流れを読み流れを見て流れに乗ることが賢明です。そのような社会での流れですが、人口減少や少子化、高齢化、業界(社会)の成熟度を思えば、舵を取る方向や目的が見えてくるはずです。
例えば食料、
二人世帯ではどう頑張っても食べる量(購買)は限定されます。また、少子化の進む地域で子供商品は売れません。
過疎化の進行した地域での新築も限られます。
その対応ですが、
まずは自分たちの地域や事業、業界など環境を正しく分析把握することでしょう。
流行りのフェイスブックやツイッターの活用もありますが、目先の宣伝に頼るだけでは宣伝は諸刃の剣となり逆に悪影響となります。
今後の安定経営には、お客様の目的に日々確実に応えることではないでしょうか、確実な事実を親切なメッセージ方法で確実にお伝えすることが必要だと思います。
そうした状況から安定した活性化への誘導手法として、WITZpresentationではブログをお勧めしています。
(行政などの活動報告やお知らせにはツイッターは良いと思います)


2012年12月19日

広兼

販売促進・活性化

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「聞く耳を持つ」ことの意味

昔から「聞く耳を持つ」、あるいは「聞く耳を持たない」と言われます。他人の意見を聞かずに、自分の考えのみでつっぱしる人を言います。
これは上司から部下に、部下から上司に、男性から女性に、女性から男性に、子供から親へ、親から子供へなどそれぞれの立場でつかわれます。
経営者であれば「ワンマン経営」と言われますが、殆どの場合においてあまり良い例(結果)はないようです。
これまでの政治政策の場でも、国民の声、周囲の声にたいして聞く耳を持たなかった場合、次の選挙では良い結果とはなっていません。
お店の場合、消費者に対してそれも敏感な女性がお客様である場合、お客様の声に聴く耳を持たないことは確実に衰退を意味します。
商品を展示、あるいは陳列することは、政治家の方々が立候補されることと同じです。買っていただければ当選、買っていただけなければ落選です。
ただ商品の場合、落選した商品でも加工したり値段を下げて売ることは可能ですが、現在、生活者の環境は余裕のあるものではありませんので、安い商品を買う場合は最初から価値のある安さを求めます。
従って、悪い安い商品を買うお客様は、「忙しいから時間がないのでとか、高齢で買い回りが出来ないので」など弱い立場の人が多いのです。
現在の商業環境はオーバーストアーとなっていますので、社会の景気や政治政策に期待することはできません。お客様の声をよく聞いてお客様のお店となってください。
自分の店と意識したときには、現在の商戦では負けの采配となります。


2012年12月18日

広兼

販売促進・活性化

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宣伝広告は販売促進ではない

情報社会とは情報の飛び交う社会ですので、全てを諸刃の剣と心得てください。ですから、宣伝広告も集客の手法でしかありません。特売チラシも集客の手法であり安定した販売促進とはなりません。
しかし、
まだ多くの販売現場では「どんな特売にするか、どんなチラシにするか、どうして宣伝するか」など、ここに販促活動を集中されています。
情報社会とは情報の伝達の速さです。
例えば観光旅館、
いま大切なの事は「ネットのクチコミ評価」です。そのクチコミはお客様が書かれることですから、おもてなしの内容評価であり集客の結果評価です。
従って、販売商品やおもてなしの姿勢、内容に問題がある場合、集客宣伝は逆効果となりますので、結果としてはお客さを逃がす宣伝となります。
そうした社会での大切な販促内容とは、

宣伝した情報に嘘偽りがあってはならない。
鮮度や味、価格など現場を重視すること。
お迎えは言葉ではなく、心や態度ですること。

そんな時代と解釈してください。情報社会ではテクニックは殆ど通用しません。テクニックに頼るときには、長期に考えてお客様に損をさせることにならないかをよく考えてください。

十二畳の部屋を広角レンズで二十畳に見えるように宣伝します。二十畳と思ってきていただいたお客さまはどう思われるでしょうか、だまされたと思われたお客様の旅行は不愉快なものになるでしょう。


2012年12月10日

広兼

販売促進・活性化

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オンリーワンとその意味

現在よく聞く「オンリーワン」という言葉、これは多くの物事ではなく「何か一つ強力なものを持つ」とする考えです。
言葉の意味を簡単に考える人も、流行語のように簡単に使う人も多いのですが、オンリーワンとなるにはそれなりの姿勢が必要です。
中でも重要なことは「継続力」、それも「しつこい」と言われるほどの継続が必要となります。
自分が簡単にできることは、他人も他企業も簡単にできるのでオンリーワンとはなれません。簡単に出来ないからこそオンリーワンに魅力があるのです。
地域活性化にしても同じことで、多くのコンサルや学識者などが流行語や成功事例を並べますが、それで活性化するほど現在の社会情勢は甘くありません。
最近あるリゾート施設へ行きました。
「どうしてこんなものをつくったのだろう」とただ呆れるばかりですが、そうした施設の中でも、オンリーワンを追及している部分は上手くいっているようでした。
オンリーワンとなることは大変難しいことですが、諦めることなく継続し追及してください。ただ推進の中で大切なことは、自分たちの理想ではお客様は動きません。
何事も利用される方たち(お客様)の気持ちとなって追及してください。
例えば、
「田舎の道をのんびり歩く」、「街の知らない部分を紹介」と言う目標をつくった場合、それでお客さまが楽しいのか、ただ「家庭料理でおもてなし」として、はたしてそれでお客様が感激されるか、新しい創作料理と言っても、交通費をかけてお金を支払うまでの魅力、価値があるかなど深く深く追及してください。
オンリーワンの目標が、
魚が美味しいという目標であれば美味しくなければいけないのです。青果が新鮮と訴えたいのであれば新鮮であることであり、言葉の目標や、担当者、経営者の思いにはまったく意味も力もありません。