Witz presentation

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Column

2012年12月10日

広兼

販売促進・活性化

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オンリーワンとその意味

現在よく聞く「オンリーワン」という言葉、これは多くの物事ではなく「何か一つ強力なものを持つ」とする考えです。
言葉の意味を簡単に考える人も、流行語のように簡単に使う人も多いのですが、オンリーワンとなるにはそれなりの姿勢が必要です。
中でも重要なことは「継続力」、それも「しつこい」と言われるほどの継続が必要となります。
自分が簡単にできることは、他人も他企業も簡単にできるのでオンリーワンとはなれません。簡単に出来ないからこそオンリーワンに魅力があるのです。
地域活性化にしても同じことで、多くのコンサルや学識者などが流行語や成功事例を並べますが、それで活性化するほど現在の社会情勢は甘くありません。
最近あるリゾート施設へ行きました。
「どうしてこんなものをつくったのだろう」とただ呆れるばかりですが、そうした施設の中でも、オンリーワンを追及している部分は上手くいっているようでした。
オンリーワンとなることは大変難しいことですが、諦めることなく継続し追及してください。ただ推進の中で大切なことは、自分たちの理想ではお客様は動きません。
何事も利用される方たち(お客様)の気持ちとなって追及してください。
例えば、
「田舎の道をのんびり歩く」、「街の知らない部分を紹介」と言う目標をつくった場合、それでお客さまが楽しいのか、ただ「家庭料理でおもてなし」として、はたしてそれでお客様が感激されるか、新しい創作料理と言っても、交通費をかけてお金を支払うまでの魅力、価値があるかなど深く深く追及してください。
オンリーワンの目標が、
魚が美味しいという目標であれば美味しくなければいけないのです。青果が新鮮と訴えたいのであれば新鮮であることであり、言葉の目標や、担当者、経営者の思いにはまったく意味も力もありません。