Witz presentation

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Column

2018年04月01日

広兼

地域活性化

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ハードとソフト

現在よく使われる言葉ですが、商業の業界では「見た目と内容」とでも言いましょうか、バブル期からその後少しの時期において、ハード(見た目)にこだわった時代がありました。
その名残は現在でも見かけられます。
古い町並みなどがその例です。
しかし、
その結果においては難しく、継続集客ができない場合も多いようです。
それは、
人間のあきるという性格によるものです。
変わったものに興味を示し、新しい物に飛びつくのが人間、それは人間の本能によるものです。
そうしたことから、
見た目はサービス、
内容は飽きさせないことが必要なのです。
貴方の町の商業環境の見た目と内容、「街が清潔綺麗であるか」と、「提供する物に変化があるか進歩があるか」について少し細かく見つめてみましょう。


2015年01月16日

広兼

地域活性化

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地域活性化の要点

昨今のテクニック社会では、地域活性化もテクニック論が多いように感じられます。
つまり、
宣伝のためのサイトあるいはSNSなどを作成しよう。
こんな商品を売り出せば、などと簡単に取り組む活性化ですが、活性化で難しいところは一過性のもので終わらないことです。
大きなイベントも一日だけのものですと、一日のために準備しその後はロスになることもあるのではないでしょうか。特に地方地域の場合、一過性のものであればロスも大きくなります。
さらに、
人間は飽きる生き物ですので、毎日同じもの食べると飽きます。同じことの繰り返しにも飽きます。
そうした人間の習性や行動を理解し、飽きられない物や事として、継続性のあるものを構築することはハードルの高いものとなります。
考え方としては、
お客様に継続を求めるのであれば、まず「自分たちが継続できるか」ということではないでしょうか、自分たちに継続する熱意能力があるかがポイントとなります。


2013年08月19日

広兼

地域活性化

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「思いでづくり」のお手伝い

私たちの人生で何が一番大切と思いますか、私の場合は「思い出」と解釈し、自分もその時を忘れないように思いでを写真に残しています。
ホテル、旅館、地域を訪れる人の多くはよく写真を撮られますが、きっとその人たちも楽しい旅行の思い出を閉じ込め残すためでしょう。
ですから、
友達、家族、同級生、恋人同士、そうした人たちの旅行とは思いでを残すためのものでもあるのです。
心に残るお宿、心に残る地域とは良い思い出をたくさん持ち帰ることができる場所だと考えます。
さらに「思い出」には大切な役割があります。
それは「絆を深める」こと、特に親子の場合、子供さんの心にお母さんやお父さんとの思い出が多いほど、情緒が安定し自我が強く形成されるようです。
そしてその思い出は、子供さんの長い人生の中では、ハンドルとなり、ブレーキなり、時にはアクセルなって導きます。
心の中に「思い出」という大きな心張棒があることによって、子供さんの人生は安定したものになるようです。
ホテル、旅館、地域(観光・体験)には、その「思い出づくりのお手伝い」という、とても大切な役目があることを忘れないようにしてください。
追伸・子供さんの場合小学校高学年までが良いようです。


2012年08月28日

広兼

地域活性化

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ファンづくり

現在地域活性化ではイベントなどが主流となっていますが、一過性のものでは安定することは難しいと感じます。もちろんイベントも重要なものです。しかし多少難しくても安定する活性化に取り組まれることが必要です。
地域でも一般のお店でも、安定するためには「固定客」つまりファンが必要となります。お店でも固定客が多ければ多いほど安定します。
そうしたファンづくりに欠かせないものが継続という日々の努力です。
現在社会は思いつきで人気がでるほど甘いものはありません。もちろん皆無ではありませんが確率的には低いと思ってください。これまでの、「こんなこと、あんなことと、思いついたものをする」では安定活性化することは難しいと考えてください。
必要なことは「思いついたこと」を丁寧に育てる気持ちと行動です。