Witz presentation

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Column

2013年04月27日

広兼

販売促進・活性化

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手間を売ること

現代社会では、商業の現場においても、効率化などと手間を省くように言われていますが、本来日本の技術や販売は手間を売って成長してきたものです。
手間を大切に、信頼されるものつくり、販売してきた結果が現在の経済成長であると思います。それは間違いなく今後も支持されることでしょう。
しかし、
事業が一定規模以上となれば、どこかに無駄な部分もありますので、そうした無駄を無くす意味での効率化は良いと思いますが、お客様の求められている部分、例えば、飲食業であれば味や品質、その大切な部分を省いて効率化としていたのでは、そのお店が長期に支持されることはありません。
価格競争にしても、大企業は人件費の安い国外で大量生産しますので、中小零細事業者が、いくら手間を省いたとしても勝ち目のない戦いです。
むしろ手間を大切にして、その手間を売ることを心がけたいものです。

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2013年04月23日

広兼

販売促進・活性化

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日常と非日常と・・・業務

私たちの生活には日常の生活と非日常の生活がありますが、今回は非日常(楽しみ)について書いてみました。
日常の仕事に追われながらの生活、ときにはそんな日常生活を忘れ楽しみたい、というのも人間の本音です。
映画、コンサート、手軽にカラオケやお花見などもその一例でしょう。
そこで、そんな非日常を求めて旅行されるお客様を考えてみます。特に主婦の立場であれば、夕食の料理、後片付け、掃除洗濯から解放される時間となります。そんなお客様に対して、日常の延長でお迎えした場合どうなるのでしょうか。
あまり嬉しくないと思います。
ですから、
お迎えする側としては、それが日常なのか、日常に近いものか、非日常なのかを分析することがとても重要なこととなるのです。
例えば、
ビジネス旅館はどうでしょうか・・・日常のお客様ですね。
民宿はどうでしょうか・・・日常に近いものでしょうか。
観光旅館は・・・非日常だと思います。
こうしてみた場合、非日常の観光旅館が、「当館はこうなっているのでこうしてください」などと、お客様に行動を押し付けた場合、お客様は楽しいと思いますか。たぶん楽しくないと思います。
いま全国的には効率化と言われますが、効率ではお客様を満足させられないのが非日常に関係した業務なのです。

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