Witz presentation

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Column

2013年01月05日

広兼

販売促進・活性化

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プライドを捨て、思いを添える

昨今の社会、特に若い方に多いのですが、学習人間として育てられたせいでしょうか、中途半端な知識とプライドが目立ち、お客さまの思いに逆行している場合が見られます。
さらに、経営者の方も高度成長期において勉強されているせいでしょうか、こだわりやプライドが目立ち過ぎる場合もあるように思います。
しかし、人間社会は全て人間対人間のおつきあいですので、人間(利用者)の求める物や事が理解できなければ今後の成長は難しいと思います。
とくに高度成長期が終り、需要に限りのある社会となった日本では、人間(生活者)の心「欲する思い」が理解できなければ事業の存続は難しくなるでしょう。
もちろん数字のコントロールも必要ですが、供給過多となる成熟社会では、数字調整のみでは一時的な効果しか得られません。
将来営々と安定した事業継続のためには、安定した利用者の確保が必用不可欠です。高度成長期のような、強引な販促による利用者への押し付けではなく、利用者の思い(要求)を正しく理解し、利用される場所、商品、施設となるこが条件となります。
そのためにはまず自らがプライドを捨てて、利用者の方向へ思いを切り替えることが必要です。製造した商品、販売する商品、自分たちの事業に、しっかりとした思いを添えてください。