自らの業態を整える
お店(事業)には、業態と呼ばれる個性のような違いがあります。例えば、食料品店は業種ですが、販売方法や集客方法を変えることで、ディスカウントストアとなったり、高級店になったり、専門店となったり、そうした目的の違い、方法の違いを業態と呼びます。
私たち個人も、
営業などお客様と接する場合、自分の個性(業態)を整えることが必要と思い書いてみました。
個性と言っても生まれ持ってのものではなく、自分の主張したいことや得意なことを明確にしてお客様と接することです。
例えば「ご用きき」であればお客様の日々の生活を守ります。しかし、企業を相手にする場合は、生活を守ることではなく企業の存続を守ることとなります。
ですから、営業もご用ききスタイルでの便利屋では相手にされません。もちろん便利屋であることも必要ですが、便利屋はその場のもの、企業の先行きを任せていただけることはないでしょう。
逆に「ご用きき」に行った先の家庭で、内部に踏み込めば怒られます。お客さま(相手)の要望に合わせて、自らの業態を整えることは大切なことです。