Witz presentation

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Column

2013年08月17日

広兼

販売促進・活性化

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スタッフ教育=訓練(繰り返し)

スタッフの育成は、教育というより訓練ということが正しいと思います。例えば、お客様の求められる対応とは、正確さ、スピード感、丁寧さで殆どはこの三つのことです。
これは、どれも日々の訓練の中で習得するもので、短期の教育で習得できるものではありません。
中でも、最も大切な「スピード感と正確さ」など訓練以外では習得できません。いくら丁寧に応対しても、いまの社会ではスピード感がなくては意味のないものとなります。
それは現代社会が一定のスピードで前に進んでいるからでしょう。古風と言われるものが消えることには寂しさもありますが、時代の流れとして受け止めることが必用です。
スピード感の中にもう一つ大切なことがあります。
それは「結論」です。
災害でJRなどが遅れた場合、そうした状況の中であっても、どうにもならないことは理解できても、多くの人は結論に近い情報が欲しいと詰め寄ります。
これが現代人の特徴でしょう。
そうした対応には訓練が欠かせませんが、注意していただきたいことは、訓練とは時間をとって改まってするものではありません。
多くは日常の繰り返しなのです。
難しいパイロットにしても、研修期間が終わって一人前ではありません。その後の日常に中で訓練され機長となれます。
それは医療の現場でも同じ、サービス業においても例外ではありません。
テレビばかり見ている人はテレビを見る達人に、競馬やパチンコばかりの人はその道の達人となり、スタッフも抜け道ばかり考えている人は抜け道の達人となります。
テクニックばかりの人はテクニックの達人となりますが、情報社会の今日、社会はそんなに甘いものでもないようです。
その仕事、その業務がいかに大切なことかを理解し、その達人になる道に励む(訓練)こと、そして事業・自分の本質を確立することが本来の教育となります。