価格=イメージについて
一般的に価格は商品だと考えられています。もちろん本来は「商品=価格」なのですが、殆どの場合、価格はイメージに反映されています。
例えば、
会議用のテーブルに会議用の椅子で、最高のコーヒーを最高のおもてなしで提供した場合と、
普通のコーヒーを普通のおもてなしで、最高のテーブルに最高の椅子、最高の内装で提供した場合、どちらが高い価格で売れるかと言えばたぶん後者だと思います。
つまり、
価格はその場所のイメージに比例する場合が多いのです。
ですから旅館、ホテルにおいてもある程度の価格を提示される場合、その価格に見合う内装や外装などイメージの提供が必要となります。
「どんなおもてなしをするか」の前に、その価格に恥じないイメージをつくることが大切です。
それには、細部まで気配りのある装飾と、清掃などメンテナンスが確実にできていることが条件となります。
そして、さらにそのイメージを高めるおもてなしがあれば、お客さまはきっと満足されることでしょう。