天の時 地の利
これは中国の孟子の言葉のようですが、ことを始めるにあたっては非常に大切な部分です。
天の時、
つまり天候や季節、温度などの自然現象によるものです。そうした自然の力を知ることが、自分にとって有利な条件を生みだす条件であると言うもです。
地の利
地形や地質、道路状況など、詳しく分析よく把握すればそこから自分の方向を定めることができます。
これは現在の戦い、商戦や活性化に活用できるもので、地域商品の開発においてもただ思い付きではなく、気候による利点、地質による利点などを生かすことで、より完成度の高い商品開発が可能となること、あるいはアクセス状況などを分析しそれを整えることで、より強い集客力のある施設やエリア開発ができるとお考えください。
そうした意味において、活性化では最重要と思えるテーマとなります。
ここまで書くと、「それは古い、過去の話、現在の社会は違う」と思われる方も多いと思いますが、人間や動物の営みは過去もこれからも変わるものではありません。
変わらない営み
人間の営みは、喜び、笑い、悲しみ 泣く、そして食べて寝て明日を迎えると言う繰り返しです。その中での社会の進化とは求めるもの、ことが変化する事です。
しかし、漫画やゲームの世界ではありませんので、人間そのものの思い、醜い部分、良い部分、好きな部分など細かく知り分析し対応することが喜びを与えることになります。
その喜びの対価が報酬、糧となり大きくなって経営、経済へと膨らむのです。
したがって、その分析が下手であれば、活性化も販売も期待に反するものとなります。