Witz presentation

Witz presentation

Column

2013年03月09日

広兼

販売促進・活性化

0

置くと陳列のちがい

「商品を置く」は、倉庫に置く(保管)、棚に置く、床に置くという場合につかいます。陳列は、売るために並べる行為やディスプレイをすることですが、置くとの違いは「売るため」という目的です。
しかし、現場でこの違いを理解されていない人もいらっしゃるようで、行為が売るためではなく、置くになっていることが多々見受けられます。
つまり、
置く場所がないのでここに置く、もったいないのでここに置く、この場所が良く売れるので置く、どの行為も売ろうとする自分の気持ちがありません。
売ると言うことでは、常にその商品の先に常にお客様がいらっしゃいます。お客様とは利用される方々の気持ちです。
「おいしそう」「便利かも」「これはお得かな」「これが必用だった」「これを食べてみよう」などなど、お客様の気持ちをつかむことが売れることの条件です。
それには、自らが商品に対して愛情をもつことも必要でしょう。細かく知ることも必要でしょう。
世の親たちが、子供の性格やレベルなどしっかりと把握し、「社会の役にたつように」と願う心と同じです。
簡単に言えば、置くはそこで作業が完結しますが、陳列は商品が売れるまで作業責任があるのです。

WITZ blog