Witz presentation

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Column

2012年09月08日

広兼

販売促進・活性化

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人材育成と確保

現在社会での販売や製造では人材が財産となります。それは高度化複雑化する消費者ニーズを満足させるためには、企業役員や経営者のみの考えでは限りがあるからです。
ですから、海外の情報産業(ソフト)など人材を財産とする企業は、食事や労働環境を工夫し優秀な人材確保に懸命です。それは一般事業所にも言えることなのですが、まだ一般事業所では権力(ちから)を優先する傾向にあります。私がご指導させていただいたSCなど、特に地域のお店では
「絶対にスタッフを怒ってはいけない」
ということを口うるさくご指導させていただきました。怒られて楽しい人はいませんので、面白くないスタッフの気持ちは、いつかそれとなくお客様や友人家族に伝わります。
そのことが長期間継続すれば、やがて固定客の減少となります。また転職する人も、行く場所のある優秀な人から退職します。従って、怒ってスタッフ教育をしても得るものは何もありません。


2012年08月28日

広兼

販売促進・活性化

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めんどくさい

近年私たちの生活環境は大きく変化しています。その一つとして、今日は人々の「めんどくさい」という思いを書いてみます。
「めんどくさい」
という思いを利用して成功しているのが「コンビニエンスストアー」です。もちろん商品構成や商品開発など、お店の努力もありますが、お店には私たちの「めんどくさい」の気持ちがよくまとめられていると思います。
例えば、
1,000㎡のお店では88円で売っているペットボトルが、コンビニエンスでは130円くらいします。その他にもお弁当やお菓子類などもよく売れているようです。
少し高くても広いお店を歩くことがいやなお客様が利用します。
これはあくまで一例ですが、今後の販売戦略にはお客様の心理を理解することはとても大切です。こうしたお客様に対しては、駐車場の入りやすさ、止めやすさ、距離感、商品構成など「めんどくさい」と思うお客様の気持ちを、どれだけ「便利だな」に変えられるかがポイントとなります。
「めんどくさい」の思いは、社会のスピード感や効率化など、生活環境の影響が大きいと思います。