成長にはアナログ重視の考えを
現在社会はネット時代、日々進化する情報社会を無視することはできません。が、社会の本質としてはアナログ行動が大変重要なものとなっています。
いまや私たちは、お茶の間で、机の前で世界中の情報にふれ、知識も物も動くことなく手に入れることができます。
しかし、全てどこかで誰かが動いているのです。
いま利益を上げているのは、どこかでアナログに動いている人たちで、お茶の間でネット買い物をしている人たちではありません。
先日新聞に、
「便利なインターネットも、ケーブルを引いたり、アンテナを立てたりとその環境を整えている人たちがいるからです」とコメントされていました。
ソフト開発プログラムにしても同じでしょう。
利用する人たちには便利でも、プログラム構築の現場は過酷なものでしょう。最近の企業の会議など、情報通を自負する人たちの多くにはアナログを否定する傾向がみられます。
ですが、しっかりとアナログが整理されない企業、人たちでは、いくらネット環境を整えても他人の発信した情報を受け取っているだけです。
絶対に自らの情報を提供することはできません。それは発信する情報に価値がなければ誰も利用しないからです。
情報社会とは競争激化の社会、アナログ競争に勝てなければ勝ち残ることはできません。